◆軍にやさしい大統領?
戦争犯罪と規律違反(捕虜の殺害、殺害した屍体とともに写真撮影し友人に送信、民間人を無差別に狙撃)の容疑で、訴追されていた海軍SEALSの上等兵曹(Chief Petty Officer)ギャラガーがトランプ大統領の介入で懲戒処分を免れた。
トランプ大統領が戦争犯罪容疑の特殊部隊員を擁護し軍事裁判の結果を無効にしたことで、処分を進めていた海軍は反発し、海軍長官が辞任する事態となった。
◆軍による規律違反の処罰を反故にする最高司令官
昨日のニュースでは、戦争犯罪を繰り返していたギャラガーに対する部下の証言映像がリークされ、同僚・部下たちが容疑者を「邪悪」、「有害」と非難する様子が明らかにされている。
◆政治案件
トランプの決定を擁護し、ギャラガーに対する容疑が事実無根であるとする意見も多数ある(FOX News等)。
私自身はこの特殊部隊員の行為に吐き気を催しており、また多数の部下に指弾される時点で人望もなかったのだということがうかがえる。
そして海軍内部で処罰が進められていた人物を無罪放免するような大統領に吐き気がする。
こんな集団に下請け会社として黙々と服従していて大丈夫なのだろうか。そんなはずはないだろう。