うちゅうてきなとりで

The Cosmological Fort 無職戦闘員による本メモ、創作、外国語の勉強その他

たばこをやめてVapeに変更した

 半年ほど前に復活してしまったたばこをやめるためにVapeに変えました。

 休憩の習慣に組み込まれたのでいまのところ順調です。

 

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 Vaporesso Veco Oneという小型のペン程度の機械ですが、USB充電が楽です。

 

 リキッドは次の2つを使っていますが、甘い味がするのでガラムを思い出しました。

 

 

 

 

『Fear』Bob Woodward その2 ――民主主義の実験

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 イランの非公式テロ組織であるヒズボラの危険性について。

 

 元陸軍大佐の情報担当であるデレク・ハーヴェイは、クシュナーからサウジアラビア訪問を打診された。クシュナーはイスラエルのネタニヤフ首相と親交があり、サウジアラビアイスラエルとともに、イランの宿敵だった。

 クシュナーは、イスラエルとサウジを支援する必要がある、サウジを訪問し、兵器システムを売れば米国経済に利益があると熱弁した。

 米国が第一の受益者でなければトランプは中東への関与をやめるだろう。

 兵器購入の事前調整において、クシュナーは皇太子ムハンマド・ビン・サルマーンに直接電話し、またホワイトハウスの食事会に招いた。

 

 

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 トランプはアフガニスタン戦争を無益と非難しており、米軍を撤退させたがっていた。

 著書において、国をベトナム戦争に巻き込んだ軍首脳の忖度・怠慢を批判していたマクマスターは、今回はトランプに対してアフガニスタンへの軍の取り組みを説得しなければならなかった。

 トランプ対策のために政府・軍・情報機関首脳が集まり、再びアフガン介入の意味・理由、目的、利益を再定義しようと試みた。しかしかれらの結論は増派だったので、だれもトランプに説明したがらなかった。

 アフガン駐留と、テロ攻撃阻止にどのような関係があるのか? 

 

 CTPT…対テロ追及チーム。CIAが運用し、アフガン政府が支払う精鋭の戦闘暗殺部隊。

 

 トランプはリンカンにならい、現場の兵士の意見を聞きたいと言った。大統領にとってアフガニスタン介入やNATOパキスタン軍事支援はすべて金の無駄だった。

 トランプやバノンのアイデア――傭兵を使う、アフガン人ゲリラを支援する――に対し、グラハム議員やマティスらは、アフガンを放置すれば「ステロイドを打ったイラク」のようになり、次の911が起こるだろうと反論した。

 

 

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 トランプがイランとの合意を破棄したがったが、イランはその時点で合意を遵守していた。

 マティス自身は対ロ、対イラン強硬派だったが、戦争は望んでいなかった。

 

 

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 自由貿易協定破棄と貿易赤字解消について。コーンは自由貿易の利益を証明する文書を作成したが、トランプは宿題が嫌いなので決して読まなかった。

 GDPの84パーセントはサービス業である。

 輸入品を受け入れて物品購入を安く済ませれば、国民はより多くサービスに消費するようになり、アメリカ経済は上向く。

 トランプにとってアメリカ経済は煙を吐き出す向上とコンベアに向かう数千人の工員だった。

 

 

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 役職のないクシュナーとイヴァンカは強い権限を持っており、これがバノンらをいらだたせた。

 ホワイトハウスは、トランプ一家と、バノン及びプリーバス、そしてマクマスターと軍など、派閥に分かれて抗争していた。当のトランプは気まぐれで支離滅裂であり、説得は困難だった。

 

 シリア政府軍の化学兵器使用に対し、米軍はトマホーク60発を飛行場に向けて発射した。
 トランプはアサドを殺せとわめいたが、マティスは暗殺ではなく懲罰的な爆撃を実行した。

 この対抗措置は概ね賞賛された。

 一方で、国務省国防総省大統領補佐官であるマクマスターを無視し始めていた。

 

 

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 NAFTA離脱を阻止するため、側近たちは草稿をトランプの机に置かず先延ばしする作戦をとった。トランプがたまたま思い出さなければ、NAFTA離脱は起こらない。

 

 

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 トランプはFBI長官コミーを更迭したが、丁度FBIによるロシアゲート問題が取り沙汰されている時期だった。その後、大統領がコミーに対し、マイケル・フリンへの捜査をやめるよう話したというリークが発生した。

 ロシアゲート問題に向けて、元FBI長官ロバート・モラーが特別捜査官に任命されると、トランプは、「皆がわたしを陥れようとしている」と激高しホワイトハウス内で暴れ出した。

 

 

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 モラーによる捜査が始まり、トランプは始終、腹を立ててロシア捜査の進捗を側近に尋ねまわった。

 かれの主な情報源はケーブルテレビで、何時間もニュースを見て過ごした。

 

 浮気がばれた友人へのアドバイス

 

 ――真の力とは恐怖である。それは力のすべてである。決して弱さを見せるな。常に強くあれう。あなどられるな。他に選択肢はない。

 

 ――とにかく否定、否定、否定することだ……決して認めるな。

 

 

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 北朝鮮ミサイル実験について:

 ミサイル実験を受けて、国防総省やCIAは、合法的暗殺や司令部・戦争指導者ピンポイント爆撃等の案を練った。

 軍の総攻撃計画は、1か月での動員完了が予定されていた。

 マクマスターは、イラク戦争時のコンドリーザ・ライスと同様、早期攻撃と破壊が最善と考えていた。

 

 DACAとドリーマーズ:

 合法移民の3分の2が、親族を連れてくる「チェーン」移民であり、バノンとトランプはより厳格な不法移民排除と移民制限を目指した。

 

 

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 トランプはパリ協定から離脱したがっていたが、娘のイヴァンカは継続を望んでいた。

 トランプは日曜日にゴルフから帰ってくるとCNNやMSNBCのニュースを見てツイッターでつぶやくため、プリーバスは大統領の寝室を「悪魔の工房」、日曜夜や早朝を「魔術の時間」と呼んだ。

 プリーバスはスケジュールを調整し、トランプがニュース番組を見られないように仕組んだ。

 

 

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 トランプ、バノンらは、現在軍に6600人程度いるトランスジェンダーの軍人を拒否し辞めさせようと考え、トランプはツイッターに投稿した。大統領らは、かれらが手術代を国からせしめようとしていると考えていた。

 マティス国防長官やダンフォード統合参謀議長以下、国防総省の首脳たちは、社会的な事柄については非常に進歩的であることが多く、「ツイッターは命令」ではない、軍は市民に対し公正であるべき、として内容に難色を示した。

 

 

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 トランプはツイッターに強いこだわりを持っており、ツイッターは「メガホンだ」と強調した。スタッフたちは大統領の放言を止めようと試行錯誤したが、つぶやき癖は治らなかった。

 トランプは自分のつぶやきを分析し、どのような内容が注目を浴びやすいかを導き出した。自身を「140字のヘミングウェイ」と称した。

 プリーバスは、トランプを「職業的な嘘つき」と呼んだ。

 

 

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 国務長官ティラーソンは、ホワイトハウスについて「自分たちで何をしているかもわかっていない」と酷評し、トランプやその補佐官を無視して業務を進めていた。マクマスターは特にこの動きに憤っていたが、ティラーソンの大統領評は辛辣である。

 

 ――大統領は決断ができない。かれはどのように決断したらいいかを知らない。かれは決断しようとしない。決断しては数日後に考えを変える。

 

 トランプは、ロシアゲート問題への関与を拒否したセッションズを連日攻撃した。

 

 

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 マティス以下軍首脳たちは、トランプを国防総省の作戦室に招きブリーフィングを行ったが、トランプはこれを理解しようとせず、説明は大失敗に終わった。

 ティラーソンは大統領を「くそバカ野郎」と呼んだ。

 

 

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 大統領の貿易や安全保障に関する無理解について。

 ティラーソンは、将軍たちに対する大統領の態度に我慢がならず、辞職を考えていた。

 プリーバスの更迭とジョン・ケリーへの交代をツイッターで宣言したことについて。

 プリバースいわく、イヴァンカ、ジャレド、ケリーアン、バノンがホワイトハウスに混乱を招いており、その様子は檻のない動物園である。

 

 

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 ヴァージニア州シャーロッツヴィルでの白人至上主義者によるデモ隊襲撃事件について。

 

 

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 ポーターのスピーチ原稿が気に食わず、トランプは翌日の質疑応答で人種主義者側を擁護した。

 ゲイリー・コーンはこれに失望し、また娘が住んでいる寮のドアに鉤十字を貼られたこともあり、辞職を決心した。

 

 トランプはアメリカ国民を分断し、人種主義や白人至上主義、過激派を増長させていた。

 

 

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 アフガン政策については軍の方針を容認したが、トランプの根本方針は撤退だった。

 

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 大統領は自身のロシアゲート疑惑で気が散っており、ニュースにかじりついていた。マクマスターは、大統領の注意を引き付けることさえできなかった。

 大統領は習近平との個人的な友情を周囲にアピールしており、知的財産権における中国の不正を指摘するスピーチにおいても、中国を名指しで批判することを嫌がった。

 貿易赤字に関する無理解を誰も修正することができず、あらゆる自由貿易協定を離脱したがった。

 

 

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 米朝の緊張が高まった際、トランプは金正恩について、珍しく「この男は狂っている」と漏らした。

 マティスは戦争を避けようとし、北朝鮮を抑止できる策を考えていた。

 

 

 35

 法人減税により税金は減ったが、財政赤字は拡大した。この法案は共和党向け……富裕層と企業を利するものだった。

 

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 バノンの更迭について。

 

 金正恩とトランプは互いに罵詈雑言を飛ばした。「リトル・ロケットマン」のツイートは、ホワイトハウスを騒然とさせた。

 続いて大統領は、在韓米軍の家族を退避させるツイートを投稿しようとしたが、この動きは即座に戦争につながるとしてマティスらが押しとどめた。

 

 

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 安全保障や米軍の海外展開について全く理解しないトランプに対して、マティスは「まるで小学5、6年生の振る舞いだ」といった。

 

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 アフガンで中国が銅を採掘している、と聞きつけたトランプは、なぜアメリカが銅やミネラルを獲得しないのか、と問いただした。

 天然資源の埋まっている地域はタリバンが支配しており、これはフェイクニュースに過ぎなかった。

 トランプは一貫してイラク・アフガン侵攻を否定しており、ブッシュ大統領やマクマスターら軍高官をさかんに攻撃している。この姿勢が既存の共和党と異なる。

 

 

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 議会では、DACAの存続と引き換えに国境の壁を予算化しようと調整が行われていた。トランプ自身は、DACAで猶予を与えられている移民の子たちに同情的であり、メラニアも、自身が移民であるからか、同情を示していた。

 連鎖移民Chain Immigrationの阻止について共和党議員とミーティングした際、トランプは「Shithole」発言を行った。

 

 

 40

 ロシアゲートについて。

 

 

 41

 サイバー攻撃に関する報告よりも、ゴルフ観戦が大事というエピソード。

 

 

 42

 ロシアゲート

 

Fear: Trump in the White House

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  • 作者:Woodward, Bob
  • 発売日: 2018/09/11
  • メディア: ハードカバー