鋤をふる、鍬をふる、
土の波をつくり
種をまく
わたしたちは、その手足の1つ
1つが、土の力となり
土の成長を点検し
散らかった砂に
荘園をつくる。
何が?
というのは、何が
散らかっているかというと
それは、
肉、骨、内的器官
すべては動体から
分離したもの
血の河は、どろりと
砂へびと平行に
曲がりくねり
そうした、厳しい雲の下で
オクソスに流れこむ
援農隊、わたしたち
こげ茶色の衆徒に先がけて
鐘がなる
王とその部隊が、銃と刀、
火付けによって
土地をならす。
あのひとたち、かれらは浄財、
過程において、土着の人種たちは
根絶される。
わたしたちの、黄金の収穫のために。