うちゅうてきなとりで

The Cosmological Fort 無職戦闘員による本メモ、創作、外国語の勉強その他

ハテナの笛

 はっきりと、輪郭をととのえる

 ふちどりを、紺と藍の

 二重のひもで

 神明にちかって

 形をころすことが、いま

 その年だ

 わたしは、監視を続けたい

 天の一角と、大顔の

 面をかぶった大きな仏僧たちが

 分列行進しながら

 笛を吹いている、その

 あの人たちを

 わたしと、横のわたしが

 こうして、順序で

 撃っていくのを。

 それを覚えていた。

 後に墜落して、

 薪のようには、積みあがってはいかない

 ものだ。

 それらは文字通り

 ひねりこまれるのだ

 わたしたちはやった、

 集団行動だ

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