畠山鈴香事件を独自に調査し、警察が意図的に「事故」として捜査をおこなったこと、裏づけのため捜査の捏造をおこなったことを指摘する。
畠山と秋田県警とのあいだになんらかのつながりがあることを示唆している。捜査の方向性指示以降は、ほかの著書にも書かれている警察のメンツ保持のためのはぐらかしがつづく。
「党は誤らない」ではないが、警察は自らの無謬性を確信しており、また国訴に対する姿勢のためにもミスを認めるわけにはいかないのだという。
警察は意図的にマスコミを利用したり、地元マスコミを支配したりするが、本書は警察組織を監視し告発する役割を担っている。