2016-05-27 霧の国から来る とりでポエム 雪のすきまに、ざくざくと 装備を埋め込むものがいる。 夕方、霧が白い粉に変わり わたしの足元で 摘出した腸になった。 へびの声を出して、続いて 長いへびとなって、 霧の入り口にむかう。 霧の国、へびの帰る、 傲慢の門に わたしたちはいる。 わたしはくぐる。