うちゅうてきなとりで

The Cosmological Fort 無職戦闘員による本メモ、創作、外国語の勉強その他

2019-06-18から1日間の記事一覧

むずかしい鳥

両手に塗った、金色の 液状の気持ちをもって 鳥は肉をつつく 雲の穴を抜けて、それは 二重らせんにそって 私たちの、まさに チベットの屍骸の上に 着地した。 かれらが、くちばしをもって 王の肉、神の肉をついばむごとに きこえるかなあ、 無欠の僧が、笛を…