うちゅうてきなとりで

the cosmological fort 無職戦闘員による本メモ、創作、外国語の勉強その他

口のなかの点検(2012)

 かさなりの雲のびん、ねむっている
 そのままのツル草をひっぱった
 姿勢を保持する、機材を
 のせたわたしたちの車両は発進した。
 あふれだす、こぼれた、冬のちぎれ目から、舌の裏側の泥
 沼地に、星のかたちをまねた昆虫の
 巣が落ちかかったとおもった。
 人を分解する、犬も、猫も、すべて洗浄液にひたされている。