何年か前、メキシコシティ、グアナファト、メリダ、カンクンと移動したが、これまで行った国のなかで一番日本人を見かけなかった。メキシコの数か月前に行ったペルーにたくさんの同国人がいたのとは対照的である。
グアナファトには外国人旅行者がたくさんおり、マヤ文明の遺跡にはメキシコ人の観光客もたくさんいた。
上の写真はグアナファトの教会で、休憩したいときや昼寝したいときは教会に入って30分ほど仮眠をとった。
北部の遺跡群を見物したときは気温が高く日差しも強かったのでだいぶ疲れた。
食事は甘辛いものが多くおいしかったが、脂っこいのと肉が多いのとで体重が増えた。
マッカーシーの本には、ソノラ砂漠やチワワの都市等、北部の風景が良く登場する。しかし、個人ツアーでもなかなかその辺りの地域に行くものが見当たらないので、次行く機会があったらなんとか砂漠を見物したい。
合衆国との国境は、"Blood Meridian"や、ボラーニョ『2666』の舞台だが、書かれ方は世紀末風である。今もマフィア問題で治安が悪いらしいが、世界遺産とメキシコシティを観光するだけでは実体はまったくわからない。