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うちゅうてきなとりで

the cosmological fort 無職戦闘員による本メモ、創作、外国語の勉強その他

26.12.22

とりで日記

 同じ係の人が、腹が痛いのと下痢が止まらないのとですぐに帰った。

 これは面妖な、と思う筋肉の保有者がいる。贅肉のように柔らかいが、筋線維が収縮したときの圧力が強く、すぐにやられる。このような筋肉の人間と組み合った場合ほぼ9割負けた。

 一方、自分の筋肉は貧しくて生産量も低く、全体としてはうだつの上がらない芋虫戦闘員だった。これで戦闘員と名乗るのは恥ずかしい。

 終日、作成者本人以外はおそらくだれも読まない、左上に円環形の印章を押すための紙をつくった。半身不随の人びとが表皮を削ってつくりだした大自然の紙をムダにする作業である。

 10年、20年かけて精密な無意味技術を向上させていき、やがて何もできない、戦闘能力ゼロの専門戦闘員が完成される。

 そうした民族プロジェクトに対して不満を垂れ流しつつ率先して指の運動をしている人間がまず死ぬべきである。