『The ministry of fear』Graham Greene

『権力と栄光』(挫折)、『第三の男』、『内なる私』、"human factor"につづくグリーンの本で、今回は戦時中、爆撃にさらされているロンドンが舞台である。 主人公ロウは、偶然おとずれた慈善バザールでのささいなもめごとから、なぞの男に命を狙われる。こちらはグリーンの娯楽作品に属するためか、展開も早く、文も読み…