『闇の子午線パウル・ツェラン』生野幸吉

パウル・ツェランの詩についての評論だが、読むまでツェランの詩集だとおもっていた。この作者の詩は1つ1つ強く印象に残るが、著者の難しい解説は理解しきれなかった。 この作者はドイツ生まれで、強制収容所に入れられ、戦後、創作活動を行ったという。ホロコーストの様子を連想させる作もあれば、おどろおどろしいつぶ…