『昔話の形態学』ウラジーミル・プロップ その2

Ⅳ章 登場人物への機能の割り振り 「機能が登場人物にどう割り振られているかという問題は、検討しておく必要があります」。 行動領域というものがあり、それらを合わせたものが機能の担い手たちと対応する。 敵対者(加害者)の領域は、加害行為A、主人公との戦いH、追跡Pr、をふくむ。 贈与者(補給係)は予備交渉D…