粘土人形1号はウンゲルン=シュテルンベルクを作ろうとしましたが、やはり最初だけありうまくいかない点がたくさんありました。
この人物は当初ロシア帝国軍に所属していましたが(確か准将か)、革命後に白衛軍に参加しました。指揮系統上は、コルチャークの全ロシア軍傘下のセミョーノフ軍の下にありましたが、実際はほぼ無統制状態で、モンゴルの首都や外蒙古各都市を襲撃し、「自分はチンギス・ハンの生まれ変わりである」と自称し、赤軍や中華民国軍と戦いました。
かれは1921年、赤軍に捕えられ処刑されました。
◆完成時
わたしの理想の2パーセントくらいが実現しています。
1 設計図作成
ネットで写真を集めて、これを参考に設計図を書きました。
独自色を出したいという考えから頭部を肥大化させています。しかし粘土をつくる過程で手足もふくらんでしまったので結果的に単なる寸胴になりました。
実際はこの写真のような姿です。
[つづく]