制作:2013年
監督:ジャン=マルク・ヴァレ
HIVで余命30日を宣告されたカウボーイが、自分や、同じ病気の人間のために薬を密輸入する。
カウボーイは許認可権を持つ役所に反抗し、未承認薬を販売するが、それは慈善の心に基づくものではない。あくまで、自分が生き延びるため、また他の患者にも薬を選ぶ機会を与えるため、自己の意志を貫いた。
メモ
・自分の生きたいように生きるというのは根本的な課題である。
・主人公は異性からHIVに感染したため、仲間からゲイと疑われ差別を受ける。本人も偏見を抱いていたが、薬物販売事業を通じて同じ人間であることを理解する。