うちゅうてきなとりで

The Cosmological Fort 無職戦闘員による本メモ、創作、外国語の勉強その他

2022-06-01から1ヶ月間の記事一覧

オープンウォーターダイバーライセンスをとった

◆ダイビング 18mまで潜れるオープンウォーターダイビングライセンスを取ってきました。 中性浮力のコントロールや水中生物(ミノカサゴ、ウツボ、フグ、オコゼなど)を体験するのがとても楽しかったので、洞窟に潜れるようになるまでダイビングをやることに…

『江戸時代の罪と罰』氏家幹人 ――治安があまりよくない

江戸時代の犯罪と刑罰について包括的に書かれた本。著者は江戸期の犯罪や、人斬り、敵討ちといったテーマを専門に研究している。 ◆所感 特に興味深いのは、江戸初期における武士たちの振る舞いである。かれらは試し切りや辻斬りなどで身分の低い者を虫けらの…

読みかけの『釜ヶ崎の福音』(本田哲郎)と、デトロイトのニーバー

◆路上の伝説 『釜ヶ崎の福音』において、フランシスコ会の神父が釜ヶ崎(大阪市西成区)で活動するきっかけを説明した部分が非常におもしろい。 釜ケ崎と福音――神は貧しく小さくされた者と共に (岩波現代文庫) 作者:本田 哲郎 岩波書店 Amazon ・著者は1942…

非信徒が読むキリスト教の本

◆キリスト教関連 買おうとおもっていたドイツの神学者ユルゲン・モルトマンの日本語訳を買った。 モルトマンは20世紀後半から活動している人物で、プロテスタントの世界では有名のようである。 ja.wikipedia.org 希望の倫理 作者:ユルゲン・モルトマン 新教…

豚あるいは豚

◆豚の歴史 とある本を読んでいて、戦後のある時期、文部省を主導していたのが歴史学者平泉澄の門下生、という記載があった。 平泉澄は戦前に力を持っていた皇国史観の歴史学者で、日本会議前身団体の立ち上げにも関わっている。 ja.wikipedia.org 中村が東京…

『思想検事』萩野富士夫 ――人間の思考をとりしまる国/特高と思想検事の連携

◆所感 特高警察とともに思想弾圧を担った思想検事について、当時の行政文書や、検事・思想犯らの回顧資料を用いて概説する。 法の拡大解釈による様々な思想の弾圧は、特高と検察が連携することにより達成された。 さらに検察は戦後の人権指令や公職追放をす…

石垣島とその周辺に行ってきた

◆島 石垣島、西表島、竹富島にいってきました。 先週は雨続きだったそうですが、今週は天気がよく観光を満喫することができました。 ダイビングを体験したのは、自〇隊那覇基地で働いていたとき以来ですが、今回久しぶりにやってとても面白かったので、ライ…