うちゅうてきなとりで

The Cosmological Fort 無職戦闘員による本メモ、創作、外国語の勉強その他

2016-10-08から1日間の記事一覧

魚網

土から枝へ 鳥の巣をめがけて 雪が噴きあがる。 組織の主は 火の館のなかに 結節、結節は、 岸辺の、氷と根っこの 狭間に待機した。 わたしは 雪と氷の赤い残片を ぬぐって、肉を噛む。