うちゅうてきなとりで

The Cosmological Fort 無職戦闘員による本メモ、創作、外国語の勉強その他

2015-05-25から1日間の記事一覧

村(2012)

ようやく、しびれの波を あたまに加える、その 管の道路に打ち入って いく、忍びの里 練り粉から、 雲をつくり、ふくらませた 青い村落をおとずれた。 わたしは 森の濃度にめりこんでいった、そのため 蘭の花畑のすき間から わたしを、監視する 釣り下がった…

『数量化革命』アルフレッド・クロスビー その2

第二部 視覚化 数量化革命を起爆させたのが視覚化のうごきだと著者は考える。 ルネサンス期にかけて視覚重視の傾向があらわれる。新プラトン主義者マルシリオ・フィチーノは太陽は「神の視覚行動」であり「神の影」だと言った。大学では黙読が主流になり、こ…

『数量化革命』アルフレッド・クロスビー その1

ヨーロッパ帝国主義がこれほど成功したのは、彼らがもっていた現実世界を数量化して見るというメンタリティによる、と前書きに書かれている。汎測量術(パントメトリー)の歴史をわかりやすく説明する。 第一部 数量化という革命 ヨーロッパが現実世界(リア…