うちゅうてきなとりで

The Cosmological Fort 無職戦闘員による本メモ、創作、外国語の勉強その他

2015-01-30から1日間の記事一覧

『ガダルカナル戦記』亀井宏

第一巻 ガダルカナル島のたたかいは昭和十七年の八月から翌年初頭にかけておこなわれた。この島はソロモン諸島のなかで最大面積をもつ島であり、ソロモン諸島は現在ではコモンウェルスのなかの一国である。 ガダルカナル戦は、作戦、戦闘などの局所的なこと…

『権利のための闘争』イェーリング

――自分の権利があからさまに軽視され蹂躙されるならばその権利の目的物が侵されるにとどまらず自己の人格までもが脅かされるということがわからない者、そうした状況において自己を主張し、正当な権利を主張する衝動に駆られない者は、助けてやろうとしても…

『雑兵たちの戦場』藤木久志

戦国時代の戦争とは「食うための戦争」「生きるための戦争」であり、農民たちは武士に奉公する侍、中間、下人、あらしこ、夫として積極的に参加した。本書では乱暴狼藉といわれる戦場の現場、雑兵たちや、村の様子を論じる。 戦国武将などの英雄からだけでな…