◆眠くなる本
参考のために米陸軍の情報教程を読んでいるが、非常に退屈である。
原理原則をまず覚えさせるべきという方針は読み取れるが、無味乾燥とした定義が続くので飛ばし読みになる。
教程が退屈なのは古今東西の軍の宿命なのだろうか。
なるほど、こういうことを考えているのか、と感心するのは数ページに1パラグラフ程度である。
(Amazon.jpでは見当たらなかった)
U.S. Army Intelligence and Interrogation Handbook (US Army Survival) (English Edition)
- 作者: Department of the Army
- 出版社/メーカー: Skyhorse
- 発売日: 2014/02/04
- メディア: Kindle版
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U.S. Army Counterintelligence Handbook
- 作者: Department of the Army
- 出版社/メーカー: Skyhorse Publishing
- 発売日: 2018/11/10
- メディア: Kindle版
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◆OSINTによる人物特定
オープン・ソース・インテリジェンス(OSINT)は、ニュースや新聞などの公開情報を元に情報を取得する活動である。
本来は、情報機関や「ラヂオプレス」のような団体が行う諜報活動の一形態である。
近年は、サイバーセキュリティの分野で脅威探知の一環として採用されているようである。
最近買ったOSINTの分厚い本は、具体的に身上調査したい方がいればおススメである。
Open Source Intelligence Techniques: Resources for Searching and Analyzing Online Information
- 作者: Michael Bazzell
- 出版社/メーカー: CreateSpace Independent Publishing Platform
- 発売日: 2018/01/26
- メディア: ペーパーバック
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ネットに出ている情報を参考に、人物調査や人物特定などを行う手順や方法を網羅した本。
著者は元FBIである。
検索ツールやSNSなどを利用し延々と人物の情報を集めるやり方が記載されている。
読んでいて、わたしはまったくこういう仕事に興味がないのだということを痛感した。
しかし、本名・ハンドルネーム、SNSへの投稿、メールアドレスなど、あらゆるデータが個人情報追跡のヒントになることがわかる。