◆戦争論
他国の無職戦闘員との話し合いのために、まじめにクラウゼヴィッツを読んでおくことが必要と思い、アメリカでほぼ定訳となっているらしいピーター・パレ版を買った。
情けないことに『戦争論』は解説本や軍事学の教科書でしか読んだことがない。これを機会に集中して取り組むのもいいのではないか。
- 作者: Carl Von Clausewitz,Michael Howard,Peter Paret
- 出版社/メーカー: Princeton Univ Pr
- 発売日: 1989/06/01
- メディア: ペーパーバック
- この商品を含むブログ (1件) を見る
◆ロシア語
これまでスペイン語、中国語に手を出して、旅行会話レベルで投げ出してきたが、改めて真剣に検討すべきであると考えた結果、ロシア語の勉強を始めた。
ロシアに関する本――グレート・ゲームやKGB、FSBなど――を読んできたが、基本的にわたしが読めるのは英語圏、つまり西側の文献である。日本語であれば日本語、英語であれば英語と、それ自体強い価値観や傾向を持っているので、ロシア語を学ぶことはまた別の世界観について勉強することになると思料する。
例えばシベリア出兵における日本軍の活動や、ソ連から見た日本軍がどういうものだったか、ロシア語文献によるロシア南下政策の記述に興味がある。
理由:
1 旧ソ連諸国(グルジア、ウズベキスタン)やスラブ語諸国(バルカン半島等)について調べたり旅行したりするときに役に立つ
2 シベリア出兵やロシア革命、アフガン戦争、また沿海州やシベリアの歴史について細かいことを調べたい
3 原文で読みたい作者……ソルジェニーツィン、アレクサンドル・ブローク、プラトーノフ、スヴェトラーナ・アレクシェーヴィチ、アンナ・ポリトコフスカヤ、カスパロフ、ヴォルコゴーノフ
4 ロシア旅行のため(ヨーロッパ・ロシア、ウラル地方、極東とシベリア)
やる気を出すために明治大学近くのナウカ(ロシア語書店)に行って、『戦争は女の顔をしていない』のロシア語復刊版と、ザミャーチン『われら』を買ってきた。
明治大学の敷地内にリバティ・タワーという建物があったので、某宗教の施設かと勘違いした。
The New Penguin Russian Course: A Complete Course for Beginners
- 作者: Nicholas J. Brown
- 出版社/メーカー: Penguin Books
- 発売日: 1996/12/01
- メディア: ペーパーバック
- クリック: 8回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
Langenscheidt Pocket Dictionary Russian (Langenscheidt Pocket Dictionaries)
- 作者: Langenscheidt
- 出版社/メーカー: Langenscheidt Pub Inc
- 発売日: 2011/04
- メディア: ペーパーバック
- この商品を含むブログを見る
◆粘土
クエイ兄弟やヤン・シュヴァンクマイエル、人形劇「三国志」、「プリンプリン物語」を参考に、人形を使って物語を上映するにはどうすればいいか考えた結果、粘土人形を作り始めた。
Youtubeを探しても、自前の人形劇を作っている方はあまりいないようだ。
最終目標は、一人で撮影、編集、作曲を行って人形劇を制作することである。おそらく5カ年計画になるだろうが、その第一歩は白軍のウンゲルン=シュテルンベルク、そして馬仲英の成形である。
道具はAmazonで注文し、作り方はYouTubeの動画や制作者のブログを参考にしている。
計画
1 人形制作(最終的には可動式)
2 シナリオ作成
3 撮影と編集(デジカメと編集ソフトに向けて貯金)
4 音楽・効果音準備(ファミコン音楽で可)
◆飛ぶ無職
惰性で無職戦闘員を続けてきたが近々海外に異動して生活することになった。この環境を生かして現地語の勉強と知識の習得につとめたい。
少し前に八原博通『沖縄決戦』を読んだとき、合衆国留学時代の思い出についての記載があった。八原氏は沖縄戦当時、高級参謀として持久戦の指揮をとった人物である。
この当時は一部の成績優秀者しか国外に派遣されなかったというが、今や私のようなニートでも飛行機で飛んでいける時代になった。このような機会を活用しなければならない。