うちゅうてきなとりで

the cosmological fort 無職戦闘員による本メモ、創作、外国語の勉強その他

晩夏

 わたしの顔も
 かれらの顔も
 灰色になり

 

 空の影が、門に続く
 階段に重なる。

 

 木が腐れば
 石段は落ち葉と枝で
 覆われて

 

 祠の格子の奥から
 6倍に肥大した

 

 ふくれあがった探検家の
 顔面が出現する。

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