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うちゅうてきなとりで

the cosmological fort 無職戦闘員による本メモ、創作、外国語の勉強その他

公園で

とりでポエム

 夜、乱数の公園で、
 鹿肉たちが音楽をつくる。
 冷たい霧をはきながらやってきた
 肉屋と猟師たちをともなって。
 
 すべての軽い楽器を
 軽いラッパと、軽い太鼓を
 波形にあわせて
 まさしく、演奏家のように
 調整する者らの影。
 
 プロペラ式の街燈にあてられて
 伸縮する構成の、扉がある。
 
 いつまでも、穴の底に捨てられた、
 瓶詰の暗がりにおいて、
 かれらは血と神経の結び目を整えた。

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