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うちゅうてきなとりで

the cosmological fort 無職戦闘員による本メモ、創作、外国語の勉強その他

要望のある太守

 草を火にかけて
 灰緑の、命の煙を
 公文書抹消の煙をあげよう。
 首を提灯のようにぶらさげて、
 そうした、首、首で
 連接された
 おぞましい友達の環を結んで、
 記録と報告を骨まで
 燃やそう。

 

 わたしたちは、力強い
 太守の背中に、
 脂肪が表皮からはちきれそうになり
 うっ血して紫がかった、
 統率力のある
 太守の背中に

 見守られている。

 

 おお、号令の意気揚々たること。
 土がめくれて、
 昨日の世界の
 骨があらわになるまで。

 そのときまで焼きつづける。

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