うちゅうてきなとりで

the cosmological fort 無職戦闘員による本メモ、創作、外国語の勉強その他

『はてしない物語』ミヒャエル・エンデ

 少年バスチアンは本屋で万引きした本『はてしない物語』の中に入りこんでしまう。

 本の中にはファンタージェンという国があり、少年は能力を持った少年に変身して活躍する。

 彼はファンタージェンを統べる女王幼心の君に名前をつけることで、ファンタージェンを救うだけでなく、現実の世界、つまり人間の国にも貢献する。

 本の中でその本を読むという話の構成が面白かった。。

 主人公は本の世界で経験値を積む。

 人間が生活するうえで大切な感情を学ぶことのできたバスチアンは幸福である。

 この本はフィクションの意義について、追求している。フィクションとは嘘のことであり、人を鍛え、育てることもできるが、同時に悪い方向に導き、だますこともできる。

 「変わる家」の家主のことばにあるように、自分を変えることで、嘘はどんな効果を与えることもできる。

 不思議な生き物、土地、人物たちが印象に残った。 

はてしない物語 (エンデの傑作ファンタジー)

はてしない物語 (エンデの傑作ファンタジー)