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うちゅうてきなとりで

the cosmological fort 無職戦闘員による本メモ、創作、外国語の勉強その他

『現場刑事の掟』小川泰平

 窃盗犯専門の刑事による体験談。著者は相撲部出身の屈強な人物らしく、文章もどことなく頭が悪そうだが人格の良さは伝わってくる。

 警察官は犯罪者や悪そうな人間に対して弱気でいてはいけない。体力がまず重要である。

 犯人を捕まえて自首させるまでが刑事の仕事である。恫喝や暴言で無理やり供述を引き出しても公判で発言を覆す可能性がある。刑事は取調べの場で犯人を説得し、改心させなければならない。

 刑事は仕事をするうちに人脈が増えていく。泥棒はほぼ100パーセントが再犯のためあらかじめ特徴や所在を絞り込むことが可能である。またチンピラやヤクザは世話になった警官を忘れることがなく、かれらの顔を立ててくれる。

 捜査の上で知り合った、犯人と近い人物を捜査協力者として活用することができる。

 ほか、刑事でないと知ることのできない知識が載っていた。

 

現場刑事の掟 (文庫ぎんが堂)

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