うちゅうてきなとりで

the cosmological fort 無職戦闘員による本メモ、創作、外国語の勉強その他

モーテム

 鳥の頭をした、銀色の
 虹が、中心部をまわっている。
 背後では、うすく引き延ばされた
 パルス信号の音がする。
 
 起伏のないうごき。
 
 月面と、裏庭とを往復する
 電子的なやりとりが
 粘土人形たちの頭越しに交わされた。
 
 そして、わたしの
 時間の束は、
 人知れず焼却された。

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