2015-10-01 土偶をつれて とりでポエム サラバンドにあわせて 波長に、足の裏を 器用に乗っけるように 植物が歩く。 思い出の、祖父らの 工具を使って、 正しくくりぬかれた、 土偶の首、これらを わたしは受け取った。 手と手をつなぎ、 群れはゆっくり散開し、 対流圏の奥へ 奥へと 沁みこんでいった。 そうした、現象をふまえて 朝焼けを見ると おもしろい。 本当に この日が来た。