2015-07-09 青い搬送波の歌 とりでポエム 油と炭で絵を描いた 背中を真夏の鏡に向けて 衛星が動き出す 地下にはクルミの油が浮かび、 児童の半分はひたされる。 粘り気のあるかたまりを 1つ眼の大人が手づかみで食べる。 かれらのそばでは 契約業者が、伝票を集め 機械をいじる。 青い道から這い出すと 人間の形はいびつになった。