曲率、高い曲率を示すものとともに、
というのは
それはわたしの曳く馬の眼だったからだが
まず、口と鼻から蒸気を放射する
わたしの馬を
綱をたぐりよせた。
わたしは蛇の腹のような、
細く長い道を登った。
そのとき、雲のすき間から
粘土質の7つの柱が積み下ろされたとき
自分の脳の裏側、ではなく、
頭蓋骨の、骨のふたを
開けた先の、隠し部屋が
音を立てて開いた。
わたしはすぐにかぎを閉めて、夏の
山道を登りきる。
しばらくして、金の糸で造修された
管区の指揮官たちが集合した。
かれらは伽藍の下にいままさに立っている。