うちゅうてきなとりで

the cosmological fort 無職戦闘員による本メモ、創作、外国語の勉強その他

俗対話(2012)

 ならび、
 古紙
 この年は、非常に
 気分のわるい年、口角から
 ほっぺた、眼のしたにかけて、むくむくと
 たくわえられた栄養
 粉末系のいくつか、
 粉と液体を人形が変換する
 首の、間延びしている、この
 個体は、間延びしている、と
 女の子は注文をつけた。


 アルパカに
 よりかかった、女の子の右半身、左の
 半身、羊の
 腸にけん引されて
 あのうみは胃液のうみ。


 声と、ため息がふるえを
 あびせられて、
 伝送路をつたっていく。

 

 気配がする、この、ねたみの信号
 処理された
 釣り鐘じみた女の子から
 もれる、やみの環、食事ラッパ。