うちゅうてきなとりで

the cosmological fort 無職戦闘員による本メモ、創作、外国語の勉強その他

旧植民地のあそび 8

 高山植物がある山にいった。1人の、口のなかの黒い人、担当者にたのまれて、わたしはことわれなかった。冷却液と、空気の流れによって、この山、山のてっぺんは、適度にみがかれている。緑の、および、鮮やかな、青い花におおわれた表面が、なめらかだとおもった。

 わたしたちは高山のくぼみ、そちらの人たち、化合物と、官品でできた、これら人間のくずどもは、山岳のきびしい気候にさらされる。

 プラスチックのチューブにたまった血がとまらなくなって、わたしたちは号令をかけた。

 あたらしい、峰のふくらみ、地層のゆるんだ箇所に、山岳部隊がやってきた。

 かれらは、皮フから火と泥のカレーをつくりだす。胸骨の小刀を、ひとふりの、小さな娘の身代わりが、山頂から、数千メートルの範囲にかけて、地理上の切れ込みをいれた。

 草の一部が、まったくうごかなかった。