うちゅうてきなとりで

the cosmological fort 無職戦闘員による本メモ、創作、外国語の勉強その他

青磁の塔、監視のため(2012)

 細い銅線ケーブルどうしを、つなぎ
 あわせるための、むかしの川の、いまは
 干上がって、ほこりっぽい粘土と
 ゆっくり降下して摩擦熱をだす
 どうぶつの頭部、これら、説明のないものを
 見る、その人は、わたしは立ち去る
 とりで、土の下に、一般的な人びとの
 胴体のつみかさねがある、磁石ケーブルと
 複数の端末とビニールに
 縁取りされたもの、人をうごかす人、その人
 が、わたしに土のう(どのう)をつくってポストを
 設置しろという、とりでのひとつ上の
 高地に塔が
 あるのを発見した、空中に、暗い
 立体的な直線があって、犬がほえる
 すると、みぞにくっついた状態の
 草むらから、2匹のいのししが通りすぎる
 わたしと、おなじくらいの大きさの人が集められて、スコップで
 掘りかえす、きれいな、とても
 ほんとうに、不動のまま、胴体にたどりつく
 わたしは、スコップの先端が、冷えてかたまった表皮を
 つきさすのを感知した、野菜に
 似ている印象を与える
 かわるがわる、入れかわり
 立ちかわり監視する
 夏と、雷雨の作業