うちゅうてきなとりで

the cosmological fort 無職戦闘員による本メモ、創作、外国語の勉強その他

ロケット、ロケットをほぐした線(2012)

 読め、鳥の骨をととのえて機械をとりつけたメーターを、わたしが、魚の骨をのどにつまらせて、そのままトラックのうしろに放り上げられたとき、その軌跡が、いま、とくに

 何も見当たらない端末の操作盤に示されているとおもった、いや、また、虫唾の走るどうぶつ、または昆虫がわいてきた

 さわったり、声をかけてみたりすると反応をかえす、それでも、いつもひとりごとしかいわない、けものは、脳みそと、からだをこまかく切り分けた部位の、ひとつひとつから指令をうけとる

 かれらの命令受領と服従はとてもよいとおもった、任意の時点で草をたべて、よこたわって寝る

 言いたいことだけ言うと、どうぶつと昆虫をあわせたものはわたしに会釈をしてサイロのなかにかえってきった、サイロが、乾いたにおいのする、干草の湿地から次々と発芽して、根っこも

 地面からはなれて、垂直上昇する、この運動をわたしはほんとうに観察することができた

 なだらかな田舎のむこうで、不気味な、平べったい夕焼けがあらわれると、自分と同じ名前をもつ生徒たちが頭部をとりはずして、横のものにわたした、ひとつづつ顔面がずれているのを発見した

 という落ち着いた、静かな気持ちになりがちだと感じる、石膏の霧にともなって。