うちゅうてきなとりで

the cosmological fort 無職戦闘員による本メモ、創作、外国語の勉強その他

うちゅうてきな眼(2012)

 うちゅうてきな眼は、片目だとおもった、複数のものを
 みたことがない、いつも片方の眼で、まぶた、まつ毛といった
 構成物品をぜんぶ取り払った、眼球がひとつ
 だけあるとおもう、この人は
 冬のまだおわらない日に、空は白っぽくなり、排水口の
 格子のすき間から蒸気がでた
 この人は、または、わたしの飼っている複数の家畜は、1日に1回、たんぱく質
 液体をのむ、火の粉をとばす株式会社に
 むかって、大量の手紙を送りつけた
 ポストの足はくずれかけて、わたしは
 赤い鉄のはしらをよじのぼる人びとが
 かれらは道をまちがえた、耳から矩形波を発射するのにともなって
 みんな労働をやめる
 それぞれ、人体の眼のむきは、足元を
 指向している場合、とても
 よい結果を与えられる
 わたしは、ほかのほぼすべての住民は糞の紐になった、しかし、胃腸は長時間つかわないままにするととまる
 いや、うちゅうは、これを見るものは罰をうける