うちゅうてきなとりで

the cosmological fort 無職戦闘員による本メモ、創作、外国語の勉強その他

どうぶつの地面(2011)

 さかなの絵をかいたら、遠くの道、白っぽい砂をまいた
 だけの道から、ほこりがまいあがった
 砂嵐がきたのでどうぶつの世代はそこでとまった
 紫色の、直方体を組み合わせたようなトラック、おそらくは
 軍用のものが列をつくって移動している
 岩のくぼみから、スクーターにのった羊がとびだす
 かれにつづいて、中山服を着たおびただしい
 人間の年をとったものたちが、呼吸しながら歩いていた
 といううわさをきいた
 まばらな木はぜんぶ受信部をもつので、かおのかたち、岩の
 砂漠にふってくる電波を集めた