2014-12-13 暗号鳥 とりでポエム 青い顔、青い脳が動いた、青と茶の偽装的な組み合わせの脳があった。かれらの鳥小屋のなかに。なぜなら世代を経て、すべての、平面じみた鳥のそれぞれが鳥小屋を具えていることを、やさしい声によって聞かされていたからだ。わたしたちの背の曲がった先生自慢の青色脳を持つもの。子供たちへ、わたし、引退した子供の言葉に従え、鳥を見ても、その航跡を観ることのないようにと。なぜなら、おお、寒く引き締まった、青空に浮かぶ鳥の脳は恐ろしいからだ。