うちゅうてきなとりで

The Cosmological Fort 無職戦闘員による本メモ、創作、外国語の勉強その他

とりで日記

トビリシについて

◆トビリシの暴動 久しぶりにジョージア共和国(旧称:グルジア)のニュースを調べたところ、今週、議会でロシア共産党政治家が演説したことに怒った市民が議会前でデモを行い暴徒化したとのことだった。 www.afpbb.com www.cnn.co.jp jp.sputniknews.com 2…

非政治的マスナヴィー

◆USSマケインを隠せ 合衆国国防長官シャナハンは2019年6月11日付で全国防総省職員に向けた覚書を発簡した。 内容は、軍人、文官を含む全職員に対し、法律及び国防総省指示に従い、軍の非政治性を維持するよう注意喚起したものである。 具体的には…

生きすぎたりや

◆映画 最近Prime Videoで古い映画をよく観ている。 大菩薩峠 発売日: 2017/09/15 メディア: Prime Video この商品を含むブログを見る 「大菩薩峠」 ダメ人間どころではない、悪い浪人が主人公である。映画は、話の筋が途中で途切れているような印象を受ける…

南から北 その4 コロンバスの歩兵博物館(ジョージア州)

◆ニューオリンズからコロンバスへ ニューオリンズを出発後、再びハイウェイに乗って東に進んだ。途中、アラバマ州都モントゴメリーのホワイトハウスに寄った。 ここは南北戦争開始の最初期に、連合国の首都として使われた。間もなく首都はヴァージニア州リッ…

昆虫の書

◆KGB職員や亡命者の本 今読んでいるのは元KGB将校スドプラトフの回想録である。 KGB衝撃の秘密工作〈上〉 作者: パヴェルスドプラトフ,アナトーリースドプラトフ,ジェロルドシェクター,レオナシェクター,Pavel Sudoplatov,Jerrold Schecter,Leona Sche…

南から北 その3 ニューオーリンズ(ルイジアナ州)

◆ニューオーリンズ観光 モーテルに到着した翌日、一日かけてニューオーリンズ中心部を観光した。 リー将軍のいないリーサークル リー・サークルは第2次世界大戦博物館等が並ぶ通りに近いロータリーで、2017年までは円柱の上にロバート・E・リー将軍の…

南から北 その2 ヴィックスバーグ~キャンプ・シェルビー(ミシシッピ州)

◆ヴィックスバーグ国立公園 ジャクソン市内のモーテルから1時間弱運転して、ヴィックスバーグ国立公園Vicksburg National Parkに到着した。 ヴィックスバーグは古くから栄えたミシシッピ川沿いの町で、1863年5月から7月にかけて、合衆国のグラント将…

コンゴの自然史 ~レオポルド王の幽霊~

King Leopold's Ghost: A Story of Greed, Terror, and Heroism in Colonial Africa (English Edition) 作者: Adam Hochschild 出版社/メーカー: Mariner Books 発売日: 1999/09/03 メディア: Kindle版 この商品を含むブログを見る 長いこと積んでいた『King…

南から北 その1 アトランタ(ジョージア州)~ジャクソン(ミシシッピ州)

◆アトランタからニューヨークにかけての旅行 大まかな経路 チャタヌーガ(テネシー州) ロックシティの展望台 複数の州境が見渡せる アメリカ本土に行ったことがなかったので、今回、東部旅行に行った。 大部分はレンタカーを借りて移動したため、長時間運転…

ロシアンルーレット

◆怪文書レンジャー Russian Roulette: The Inside Story of Putin's War on America and the Election of Donald Trump 作者: Michael Isikoff,David Corn 出版社/メーカー: Twelve 発売日: 2018/04/03 メディア: ハードカバー この商品を含むブログを見る …

その家はよみのみちにして死の室に下りゆく

無職戦闘員のみた夢の内容 ・知恵文学 ・労働 ・科学サイド ・トクヴィル ◆猿智慧文学 記事のタイトルは「箴言Proverbs」からです。 文語訳聖書をはじめから読んでおり、現在は箴言まで来ています。1つ前の「詩篇」は金太郎飴のような賛美が続くのでほぼ読…

無職は緑色の服

◆聖書とトクヴィル"Democracy in America" 現在、文語訳聖書とトクヴィルを並行して読んでいます。 植民地時代のアメリカ合衆国では、各タウンごとに高度の自治が行われており、敬虔な教徒の集まる集落では聖書にならった法律が施行されていたということです…

文語訳聖書の戦闘員たち

◆文語訳聖書 正月から文語訳聖書を読んでいます。これまで引用などで知っていた箇所はありましたが創世記から読むと面白い挿話がたくさんあります。 旧約聖書の神であるエホバは非常に厳しく残酷で、神を奉じるイスラエルの民や預言者も、ジェノサイドや略奪…

もうひとつのブログ

ゲーム制作用に別のブログを作成したのでもし興味があればご覧ください。 the-codex-of-fort.hatenablog.com

残酷物語その他

◆本 引き続きアーレントの『全体主義の起源』を読んでおり、いまは第2部の帝国主義が終わりかけている部分です。 日本語で最近読んでいるのは『日本残酷物語3』、『グァテマラ虐殺の記憶』、『流転の王妃の昭和史』などです。 ・日本残酷物語 日本残酷物語…

敵の声・敵の部屋

今読んでいる本はハンナ・アーレントの『The Origins of Totalitarianism』(全体主義の起源)で、近代に生まれた反ユダヤ主義が、帝国主義の時代を経て、最終的に、20世紀の特異な現象である全体主義(ナチスドイツやスターリン体制)を生み出した経緯を…

恐怖の男を考える

Fear: Trump in the White House 作者: Bob Woodward 出版社/メーカー: Simon & Schuster 発売日: 2018/09/11 メディア: ハードカバー この商品を含むブログを見る ウォーターゲート事件に関する著作『大統領の陰謀』、『ディープ・スロート』や、ブッシュ、…

イワンとフリッツ

◆買い物 Catherine Merridale『Ivan's War』(邦訳『イワンの戦争』)は独ソ戦を戦った赤軍兵士たちの実態を、証言や報告資料をもとに明らかにした本であり、非常に面白い。 赤軍兵の死者は推定800万人~1300万人であり、これだけで第二次世界大戦に…

脳的な畑・水資源

◆クロアチア独立国 ワールドカップでクロアチアが脚光を浴びたのを受けて、またバルカン半島の歴史に興味が湧きました。 今読んでいるのは、デイトン合意(ボスニア内戦に関する停戦合意)をまとめたアメリカの役人の著作です。 To End a War: The Conflict …

ハカ・ガーデン・ハカ

◆溥儀 最近、愛新覚羅溥儀の『わが半生』を読み始めて、当時の宮廷の様子におどろいています。また、かれを光緒帝の後継者として指名した西太后の行動についても記載があります。 ――慈禧太后(西太后)は政権を握ったその日から外国人にたいしてははれものに…

Vaporwave, Synthewave,などの日本像

最近Amazonで買った音楽を紹介します。 元々音楽にかんしては、とくにこだわりもなく聴いていましたが、国外に引っ越してからは現地のヒットチャートやアメリカ音楽を中心に聴いています。 職場はどういうわけか南部出身(ジョージア、アラバマ等)ばかりで…

最近買った本……エノク書、レニングラード戦、レベッカ・ウェストほか

最近買って、これから読もうと思っている本です。 読む予定の本は溜まっていますが、クラウゼヴィッツが長引いて後がつかえている状態です。 『The Books of Enoch』 紀元前1~2世紀に成立した黙示の1つとのことです。聖書の成立に関する本や、原始キリス…

筋肉について

先日、アリゾナ記念館見学に行ってきました。 有名なアリゾナ号慰霊碑は対岸のフォードアイランド側にあるため、海軍運営のボートで向かいます。乗船の前に、ホールで映像による説明を受けます。真珠湾攻撃に至るまでの経緯や、合衆国における位置づけ等を知…

ルブアルハリ五輪

シリアに入国したジャーナリスト(と、素性の怪しい人物)がISに拉致され人質となり、斬首された。このとき、周囲の無職同志たち……本来は自国の人びとや土地を守るべき立場の人間が、人質を口汚く罵っているのを聞いて、非常に嫌な気分になった。 実現可能…

今年読んだ本についてと、散歩

2017年が終わるので、今年読んで面白かった本を、思いついた順に並べていきます。 今月から国外にいるので、こちらではまだ大晦日です。 ◆おもしろかった本 ・『The Rise and Fall of the Great Powers』Paul Kennedy The Rise and Fall of the Great Po…

歩兵はパレードする

兵隊によるパレードの準備には3か月以上かかるため、この間、たくさんの作業員が全国から集められ、ひたすら行進や会場運営の練習をすることになった。また、大量の燃料、食糧費、移動費を消費した。 わたしはパレードの意義が見いだせず、同じ人数を集めれ…

日語には、アマゾンのとき

◆文字の整列 日本語でつくられた文列のなかでも、とくに、興味をひかれるものはなにかを考えなければならない。 ふだん読んでいる本のほとんどは歴史に係るもので、最近はフィクションを読むことが少なくなった。本を読み始めた当初は、国内・国外文学の古典…

たとひわれ死のかげの谷を農王系 18 うばわれた敵

18 うばわれた敵 たとひわれ死のかげの谷を農王系 - 18 うばわれた敵 たとひわれ死のかげの谷を農王系 たとひわれ死のかげの谷を農王系 あらすじ…… 石英の星の下に生まれたわたし、ナーナーが農王系に拉致され、教育戦を指揮し、敵を亡ぼす物語 たとひわ…

粘土人形 道具と計画

粘土人形を作りはじめたので、今後はこれもブログに投稿していきます。 完全な素人のため、いまは練習のために原始ハニワを生産中です。 次回以降、人形の制作過程を投稿します。 ◆粘土の夢 フェーズ1 人形の制作: 単純人形、パペット、球体関節 フェーズ…

楽しい粘土、ピエロ

◆戦争論 他国の無職戦闘員との話し合いのために、まじめにクラウゼヴィッツを読んでおくことが必要と思い、アメリカでほぼ定訳となっているらしいピーター・パレ版を買った。 情けないことに『戦争論』は解説本や軍事学の教科書でしか読んだことがない。これ…