うちゅうてきなとりで

The Cosmological Fort 無職戦闘員による本メモ、創作、外国語の勉強その他

2016-06-10から1日間の記事一覧

『Eichmann in Jerusalem』Hannah Arendt その1

副題「悪の凡庸性について」 アイヒマン裁判についての記録。 1963年に出版されたこの本は、欧米やイスラエルのユダヤ人から非難を浴びた。 アイヒマンを悪の権化ではなく、凡庸な、思考停止した愚か者と解釈したこと、そのような凡庸な人物が悪をなすこ…