うちゅうてきなとりで

The Cosmological Fort 無職戦闘員による本メモ、創作、外国語の勉強その他

2015-02-15から1日間の記事一覧

今日のスペイン語 その7

■形容詞の位置 限定は前…… mi libro, diez homres 10人の男 esta casa この家 品質は後、ただし例外あり la buena suerte 幸運 los malos hombres 悪人たち 形容詞の位置により意味が変わることがある。 el niño pobre 貧しい少年 el pobre niño あわれな…

南のとりで(2011)

海の上からみどりいろの雲がモコモコと もりあがるので よくみると 芝生でできた牛の腸だった 芝は青緑に発光して 太陽を飲み込んでしまう うわあ、槍のような 光線が まぶしいときは子供たちの下にもぐる 地下司令部の薄暗闇で目をこらす ほとばしる、風よ…

『インド世界の歴史像』辛島昇

「民族の世界史」シリーズのひとつだが、インドの民族のみならず文化、歴史、宗教、生活習慣、気候などにも触れているようだ。インド地域研究といってよい。 『漢民族と中国社会』でもそうだったが、執筆者の専門分野にあまりに偏った節がいくつかあり、全体…

『ヴォス オーストラリア探検家の物語』パトリック・ホワイト

空想的で、場の空気が読めないドイツ人探検家ヴォスと、社交こそがすべてと信じるオーストラリア商人の一家とその親戚たち。ローラ・トレヴェリアンとヴォスの意識の流れは、若干とってつけたような感がある。 ヴォスは謙虚を毛嫌いする。 「自己否定の行動…

『天安門文書』張良

本書は天安門事件発生前後の情勢と中国首脳部の動向を記録した内部告発文書である。告発者はアメリカの中国研究者に記録の編纂を託し、刊行までかこつけたという。序章と、天安門事件の四年ほどまえからの情勢、および一九八九年四月からの学生運動の推移と…