うちゅうてきなとりで

The Cosmological Fort 無職戦闘員による本メモ、創作、外国語の勉強その他

2015-01-09から1日間の記事一覧

とりでの警備(2012)

夜、空気の色が組み合わせを変えて黒色の 古い鉄の反射を生みはじめるころに わたしともうひとりの警備、死んだ 魚の肉をまとって、こまかくくだかれた 骨とやわらかい器官のたましいを はだかの表面にまぶした、武装した すがたの2人は、とりきめにしたが…

『医学の歴史』梶田昭

古代から現代にいたる医学の変化と発展をたどる本。 1 医学は慰めと癒しの術であり、猿の毛づくろいから始まっている。古来、医者、看護師、外科医の仕事は分化されていなかった。外科の仕事は19世紀まで理髪師が兼ねるものだった。床屋のマークは、動脈…