うちゅうてきなとりで

The Cosmological Fort 無職戦闘員による本メモ、創作、外国語の勉強その他

2015-01-01から1日間の記事一覧

『足利尊氏』高柳光寿

足利尊氏と南北朝時代についての古い説明書。 歴史は進歩し、必ず善い方向に向かっていく、と各所で主張しているが、研究方法や内容は事実に基づいており、空想的、理想的なところはない。 歴史は史料を批判的に検討し、さらに社会の研究によって事実を浮か…

『皮商売の冒険』ディラン・トマス

状況報告や状況説明とは異なることばの使い方が多く、理解しにくい箇所が多い。ほとんど状況がつかめずに話が終わるものもあった。 表題作はまったく頭に入らず投げた。その他の短編も、話は頭に入らなかったが、ことばが独特だったので記録しておく。 *** …