うちゅうてきなとりで

The Cosmological Fort 無職戦闘員による本メモ、創作、外国語の勉強その他

2014-12-25から1日間の記事一覧

26.12.25

今日は筋肉の運動を行った。それ以外の、日中のほとんどの時間は椅子に座って指の運動にはげんだ。筋肉の運動は自分の生命力に資するが、指の運動はそうはならない。 破裂しそうな、運動不足の職員がいて、常に顔面をふくらませて気分を害しているようだ。と…

『全記録炭鉱』鎌田慧

炭鉱夫の生活、炭鉱業界の経緯をたどる本。 ――炭鉱夫が生き抜くのは、ひとえに運と勘である。 1989年夕張新鉱においてガスの突出と火災が発生し93名が死亡した。火災が発生した時点で50名の安否未確認者が坑内に残っていたが石炭を保護するために注…

『Forging Stalin's Army』Sally W. Stoecker

赤軍の近代化と革新について説明する本。年代としては1928年から1933年にかけてが該当する。 *** 1 導入:赤軍改革 これまでの定説や先行研究を批判しつつ、新出の要素を述べる。 赤軍は1918年、レフ・トロツキーによって創設された。以来、ス…

『城郭の見方・調べ方ハンドブック』西ヶ谷恭弘

城跡研究者のためのガイドであるため、はじめに調査のための持ち物が示される。地図、カメラ、セクションペーパー、方位磁石、三角スケール、メジャー、年表、手鏡、竹べら、手箒、名刺、論文等の抜粋、その他服装。 城の基本的な構造がわかる。 1 建築(作…

長い石の顔

わたしは袋詰めされた 多数の顔を見る。 各個の差を埋めるように、それはもう 粘土とパテで、ていねいにみぞを 補修するように、僧房の床に整とんされた 顔、顔は。 顔の連関は、眼球のソケット、鼻、口、その他の 装置のすべてが泥でふさがれており 袋の中…